お乳の出る仕組み
- 母乳産生細胞:
母乳をつくるところ。血液の成分から母乳が作られます。 - 乳管:
乳管口と乳腺をつないでいる腺。作られた母乳の通り道です。 - 乳管口:
母乳の出口です。
血液として運ばれてきたお乳は、乳腺葉というところで血液からお乳へと作り変えられます。
母乳生産細胞で作られたお乳は、乳管を通ってきます。
赤ちゃんがお乳を吸うと、ママの脳にその刺激が伝わり、もっとお乳を作り出すためのホルモン(プロラクチン、オキシトシン)が分泌されます。
このプロラクチン、オキシトシンの働きによって母乳分泌が起こります。このオキシトシンは、産後のママの子宮の復古にとても大切なホルモンです。そのため、たくさんのお乳を吸わせると、ママの子宮はどんどん収縮し、妊娠前の状態に戻っていきます。
産後しばらくすると、お乳は赤ちゃんが飲んだ量だけ作られるようになります。そのため、産後すぐに比べてお乳の張りは少しずつ落ち着いてきます。